日経マネー10月号に掲載されました・・・暴落時の原稿補足

今回は主に暴落時のお話です。
対面取材時は、毎回事前にある程度のネタ原稿を事前に用意してお渡しするのですが(ネタはアドリブでパッと思いつかないので自分がやりやすいよう)
カットされてしまった部分も結構面白いのではと思うので、ブログに掲載してみます。
暴落時に毎回のように面白い漫画を描いてくれる犬次郎さんには結構救われているかもしれません。
http://kabuinujiro.blog.fc2.com/blog-entry-367.html
http://kabuinujiro.blog.fc2.com/blog-entry-456.html
今見るとそうでもないけれど、大暴落の当日にこれを読むとなんだか癒されるんですよ。この気持ちは、あの時同じ体験をしていた人なら分かるのではないかと思います。
また、先月の日経マネーのP128にあるようなさわかみさんの話は過去何度も読んできた話で体に染みついています。現実にはなかなかうまくできなくても、P130の図のようなことをある程度やろうとしているわけです。

 

 

逆に、暴落時に特に敬遠するのはネガティブなコメント、ブログなど、文句や愚痴ばかりで自分と向き合っていないと感じるものです。それは多数派の感情だと思うので、そういう言葉を発している人は暴落時は特に意識的に避けますし、そういうコメントをされることを嫌がります。

 
また私のブログには特に2016年前半の暴落時に攻撃的なコメントがありましたが、あの体験を経てからは、もうそういう人の相手するのを一切やめて即削除なりアクセス禁止の措置をとっています。直近でもライザップ祭りの序盤(1200→1000くらいの所)に変な粘着コメントがありましたが、完全無視でした。今後も常識的なマナー無視の時間泥棒の相手は一切しないと割り切っています。

 

 

音楽を使ったメンタル対処の話は過去に一度もしてないので、今回試しにしてみたら採用されました。ただ他人には伝わりにくい気がしますね。。決して明るい感じではなく、ものすごくドス黒い感情を浄化しようと努めている感じです。替え歌は実際に書いたりしてるわけではなく、心にあんな感じで思い描いて自分に言い聞かせているものです。

 
今回のロドスの話は実際去年の大暴落の時に書いてました(今コメント欄を見ると苦笑い・・・ラクトジャパンはこの日から4倍になってますからね。)
https://ameblo.jp/v-com2/entry-12130845677.html
そういえばロドスのセンターがダイヤモンドザイに新加入の入山さんなので、もしやこっちでネタにしてもらった方が面白かったかな??とも。

 
少しマイナーな曲に、暴落時の心境にぴったりはまるものが多いので、暴落時に聴いていると、打ちのめされているだけじゃなく、次に向かって立ち向かって行かなければというメンタルになっていきます。
この曲がなぜぴったりはまるのかというと、芸能関係もまた当然に不確実な世界なわけで、そういう世界で逆境に直面した時に、何をしなければならないか、どう考えるべきなのか、みたいなことを秋元さんが歌詞を通じてメッセージを伝えている曲だからと思っています。それが投資家にあてはめても、ほとんど同じなんだよな~と感じることが多いです。投資家は不確実な世界に生きているし、その不確実性のリスクを自ら取ることが最も大事な仕事です。

 

 

というわけでメンタル面をまとめると

他人の言葉をたくさん支えにはするけれど、自分を奮い立たせ、あくまで行動するのは自分という感じでしょうか。

 

この点、暴落時の多数派にありがちなのは、現実を受け止めきれずに思考停止になてしまい「売った方がいいんでしょうか」「買った方がいいんでしょうか」などと他人に判断を頼っている印象があります。それでは成長しません。どんな時も最後は自己責任で行動することを意識していなければならないと感じます。普段からもそうですし、暴落時はなおさらです。
こういったことを伝えたかったのですが、厳しすぎるか面白みに欠けるかな。

 

どんな時も自分で実施した投資は200%自己責任です。
それはいつも変わらず言っていることです。

 

マルコを大幅に買戻し・・・・RIZAPグループ子会社の中で現時点で唯一買えると考えますが

マルコの公募増資の受け渡しが終わるタイミングで結構買い戻しました。

 

公募増資で色々言われてますが、見ていると、発表直後に株価が上がっていたタイミングではほとんど文句もなかったように記憶しています。その後下落が始まると文句のオンパレードになりました。結局株価しか見てない人がほとんどなのかもしれません。株価が上がろうが下がろうが、増資がいいものなのか悪いものなのかを考え判断する方がよっぽど重要だと思うのですが。なかなかそういう発想にはならないのでしょう。

 

増資のことはひとまず置いておいてマルコの現状を考えてみます。

 

マルコの商品は限界利益率の高いものであろうことから(もしこういう用語を知らない場合、成長する人は即、自分で調べるものです)
・無駄な販管費の抑制
・売上の増加

を実現できれば爆発的に利益率が高まる可能性もあると以前から理解していました。

http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material_for_fiscal_ym&sid=36583&code=9980
まず前期はコスト改革で筋肉質を作り上げ(P4)
当期もさらに筋肉モリモリになる計画です(P20)

 

土台を作り上げた所で売上の増加対策へ進みます。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1482541
今後、当社において、RIZAPに匹敵する飛躍的な成長に向けたマーケティング分野における経営基盤の強化を推進してまいります

 

そんな成長が可能なのか?と疑問でしたが、1Qでしっかり結果の片鱗を見せてくれています。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1500830
6月度月次売上高は前年対比175.7%を達成
(キャンペーンによる異常値なのかどうかは判断できないがスゴイ数字)
これらの取り組みにより、第2四半期累計間としては4期ぶの黒字化を見込むとともに、売上・利益ともに、当初社内で計画しておりました予算を大きく上回ることを見込んでおります。

2Qまでは超順調。しかしまだ通期の予想は変えていない。
上方修正するか、来期の成長へ向けた先行投資にぶち込むかの選択が可能ということかもしれない。これはライザップグループと同じ好循環の状態が既にできつつあることを示していると見込んでいます。

 

 

というわけで、優待利回り以外で買える要素を持つ唯一のライザップ子会社であるという判断です。
(他の子会社は超割高で優待でしか買えない。そしてまだ自分基準では買えない。)

 

色々考えても、増資の需給要因をどこまでこなせるか、時間がかかるのでしょうけど、優待をもらいながら待つにはマルコは面白い位置だと思います。
もっと安くなるならもっと欲しいと思ってしまうくらいの位置。
それをどう判断するかは色んな立場の人たちそれぞれなのでしょうけれど。

上がろうが下がろうが楽しみであります。

普通の人が買うことは一切おすすめなんかしませんが。

 

 

企業の成長には「先行投資が必要」という概念をしっかり自分の中に持っていないと厳しいのかも

ライザップは乱高下していましたが、下の方で少し買い戻しました。単にこの機会に新優待基準に合わせた調整でもするかなということですが。

 

 

ところで「決算が読める」と言われますが、その言葉自体あまり理解されてないんじゃと感じるので、それはどういうことなのかライザップの事例で少し考えてみました。

 

①決算短信の1枚目で概要を把握する

②利益の内訳などを文章やPLやセグメント情報などで確認する

③どういう方向に向かおうとした結果この数字になったのか、今後はどうなるのか説明会などで確認する

「決算を読む」というのは単に増益とか減益とか数字をなぞることではありません。数字の本質をつかむことです。

本質まで理解するにはその企業のことがある程度分かってなきゃできません。
なので私はトヨタとか銀行とかの決算は読んでもよく分からないと思っています。

 

今回のライザップでいえば

・通常1Qに大きな広告宣伝費をかける企業であること

・特に今年はゴルフその他で大きな先行投資をしていること

・一方で前年は若干広告宣伝費をしぼっていたこと

などを事前に理解している必要があります。負ののれんについても前期も当期も出ているので理解している必要があります。
なかなか大変だと思います。

 

 

今回のライザップの決算を見た人の感想をちらほら見てましたが、大きく分かれてました。それはこんな感じではないか?
①だけだと、減益でライザップの成長終了!
②までだと、負ののれんで数字作ってるだけで実質赤字じゃん!
③までやれば、先行投資に30億かけた結果で、1Qは予算を大きく上回っている!上方修正あるかも!

などなど、大きく大きく印象が変わります。これに加えていろんな思惑(決算前だから売っておこうとか、決算時の材料に期待して買おうとか)で株取引をしてる人がいるので株価はさらに複雑なことになるわけです。

 

 

普通の人からしたら、とてつもなく面倒くさいですよね。
でも慣れてくると非常に楽しいことです。
好奇心を満たしてくれます。

 

決算を読もうとしても、必ずしも自分が正しく理解できるとは限らないし、やったからといって利益につながるとも限らない。
それでもやる。
報われようが報われまいがやる。
そこに効率など求めない。

 

そうやって行動しているうちに知識と経験が蓄積され、多数派が見えてない大チャンスが時々めぐってくる。今まで何度もそういう経験をしているから、さらに楽しくなる。
そんなもんです。

 

 

なお、説明会については非常に好感触でした。

http://www.c-hotline.net/Viewer/Default/KECOb394d427622e5238ce8a904ebb725d13

・「予算を上回る進捗」であることを強調しておりました。決算当日に説明会をしたのは、やはり減益を誤解されたくないからという点が強かったのかも。
・ライザップゴルフにむちゃくちゃ先行投資しており本気度がすごい。採用のために大会開催しちゃうとか。。。
・49分に流通株式についての質問あり。東証昇格と同時に公募増資の線がやはり強いのかな~(もちろん第三者割当の予定があったとしてもインサイダーになって言えないわけだけど)

 

というわけで別に私はライザップ信者ではないので、M&Aその他に関連する懸念も色々理解はしているのですが、今回の印象は総じてポジティブでした。何より目先の決算より将来像が大事ですし、社長はすでにコミット2020を上回る数字を見ている印象があります。

 

「決算を読む」ために何が必要なのかは人それぞれだと思いますが、説明会はじっくり見て、じっくり考えた方がいいと思います。

受け身ではなく、自分の知らなかったものをどんどん吸収する。
そして一番大事なのは続けることです。

続けていくことで見えてくるものはたくさんあるのに、大半の人は続けることができません。

レベルアップには時間がかかります。

それはどんな分野でも当たり前のことです。

 

RIZAPグループは予想通りの株価対策で東証1部へ準備万端か・・優待利回り&優待商品倍増コミット

減益決算になることは概ね分かっていたので、株価対策をぶつけてきたら面白いんじゃない?と以前に書いてた通りの結果となりました。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120170809452357.pdf

最高144000円の優待。。。
https://ameblo.jp/v-com2/entry-12286542215.html
以前ここで書いてましたけど、総会で社長が言い間違えた(?)分割という言葉は、やっぱり意識してたのかなと思ってしまう。
なぜ今やるのかは、1部行きが近いから、減益を誤解されたくないからの、いずれかまたは両方か。
(繰り返し書きますが、流通株式の観点から、東証に行くには同時に増資発表が必須です。分売でも行けるが分売はもうないと思う。)

 
決算に関しては
・そもそも1Qは広告宣伝や先行投資で利益が出ない傾向
という点を忘れてはいけない。
その他の収益を除いたら赤字だろとか叩く人がいるのでしょうから(苦笑)

 

 

あとはいつも通り決算短信の文章を観察すると・・・

グループ全体として積極的かつ集中的な先行投資を行った
そんな言葉がある中で・・・
既存事業においては、主力事業である「RIZAP」が前期に引き続き業績を大きく牽引し、予算を大幅に上回る実績で推移しております。

そうだよね、個人的には1Qはもっと大きな減益を予想していました。
そして結論はこれなので、これがきちんと実現できるかどうかですね。

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループでは、第2四半期連結会計期間以降にグループ事業の拡大を大幅に加速させるべく、RIZAPイノベーションズを中心とした新規事業への集中的な投資及びM&Aで当社グループ入りした企業の業績改善に向けた投資等を引き続き積極的に行っていきます。
それにより第2四半期以降は各企業の黒字化を実現し、主力のRIZAP関連事業はもちろん、その他グループ全体の大幅な業績向上を見込んでおります。

 

あとは説明会動画を待ちます。

ここまではどう見てもポジティブな材料です。

 

 

 

夢展望が大幅黒字化で債務超過脱出・・・ただし事前に把握できた特殊要因多数

これくらいの決算は、ちゃんと過去の開示を見てる株主なら分かり切ってたはずなので、もしや超絶決算と勘違いしてPTSで高値掴みした人がいるんじゃないかと見てみたら1650で買われてました。といっても実際上がるかもしれないしね。。

 

今回の決算は、その他の収益(負ののれん)5.7億が含まれているので、私の本のRIZAPのIFRSの事例そのまんまデジャヴな事例でした。また、コンサル事業で2億あるので、利益は全部特殊要因とも言えかねない。

 

さて、今回はどういう動きになるんでしょうね。明日売りつけるための先回り買いがあったようにも思える今日の値動きでした。こうして毎回の事例が勉強になります。

 

明日のライザップはどの程度の減益決算なのかというのが注目です。もしも増益で着地できたら素晴らし過ぎるというくらい。。。目先のことはそんなに特に気にしないので、なるようになります。。

 

ライザップ1000万人にコミットへの道

http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20170807/amqik0/140120170807450416.pdf

[RIZAP関連事業を通じて500万人、法人および自治体プログラムを通じて500万人の方にRIZAPメソッドをお届けすることを目標とし、RIZAPはこれまでを大きく上回るペースでの成長を目指すとともに、それぞれの施策を通じて、当社グループの経営理念である「『人は変われる。』を証明する」を実践し、より多くの方が自分自身の価値を実感できることを通じた、より良い社会への貢献を目指してまいります。]

 

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120170807450949.pdf

(補足資料)

 
いいですね~。
コミット2020の達成のためにはジムの次の展開が必須だと考えてましたので(ゴルフ・英語・料理・キッズでは少々頼りない)法人と自治体を通じてさらに大きな事業に育てることができるならコミット2020の実現可能性が少しずつ見えてくるかもしれない。

 

それにしても決算前に立て続けに開示してくるとは驚きです。適時開示の東京大学関連以外にも、ベネフィットワン、法人向け本格展開などのリリースが。。。

 

ライザップは色々言われますが、先行投資や研究開発に本気でつぎ込んでいることが感じられる所が一番好きです。

 

昔のサイバーエージェントと重なると何度か書いてるのですが、あそこも昔ミクシィ株売却益などで稼いだ分を思いっきり先行投資につぎ込んで将来の種をまいていました。そして、小さく始めて、ここぞという場面で大きく育てるという方向性も似ています。

 

 

ライザップの場合は種まきの源泉が負ののれんだったというだけの話。利益が計画から上ブレした分をガンガン先行投資につぎ込んでいる印象があります。

 

目先の株価しか見ていないと増資を嫌うと思いますが、先行投資+財務安定のためには増資は必須でしょう。高株価を実現している今ならなおさら。提携をからめた第三者割当増資か、東証1部昇格と同時の公募増資という見解は変わりません。
どこまで大きな花を咲かせることができるか今後が楽しみですね。

 

 

新高値ブレイク売り

本日はOakキャピタルをお昼の噴いた所で少々売りました。

お昼に決算が出て

http://pdf.irpocket.com/C3113/xOcR/kBFV/yPZm.pdf
見た目非常にいいんだけど、投資先のピクセラ大量に売ってたことは知れ渡ってるから織り込み済みじゃないの?ストップ高になんてなるわけないと思っていました。が、飛びついてきた人が結構いたので売ってあげました。もし新高値になれば一瞬噴くかな~と思っていて概ね想定通りの展開。

 

ここは投資会社だから「ほとんどが一過性の利益」であり、適正株価の判断は非常に難しいです。今年のPERを算定しても何の意味もないと思う会社です。ゆえに決算の見た目だけで過大評価された時は絶好の売り時と判断してみましたがどうでしょうね。今日の終値ベースでみる限りはひとまず良い判断だったようですが。2Qも結構いい利益が出ることは分かり切ってるので、その時どう動くかまた観察してみたい所です。

 

あとはヴィンクスの決算がそこそこ良かったけど、あまりまだ反応してませんね。

 

日本ギアはみきまるさんが主力化されたようで面白い記事を書かれていますが、私の感覚では400なら安全域がすごいので超主力でいいけど、480だと準主力未満の案件かなくらいの感触です。さて、長い目でこちらも楽しみですね。

 

取引時間中の優待新設

年2回クオカード優待新設で利回り6%の日本ギア工業に参戦しました。

・東証2部
・株主数約1500名
・時価総額50億

いかにも昇格目的?な数値ですが、それなしでも利回りだけで買える状況でしたので400弱での参戦となりました。クオカード優待だけで5%程度というのは買わないわけにいかない水準ですから。。。

取引時間中の優待新設の事例はセミナーでお話ししてますけれど、類似事例がたびたびあるのが分かります。これがきたら必ず買いとかいうことではありません。事例は毎回条件が異なるからです。ただ、どう動くのか観察していると、そのたびに経験を積んで行けますし決断は早くなります。

 

稼ぐ人の株投資 億超えの方程式12 に掲載されました

下げ相場の勝ち逃げ術という特集に1ページコメントしていますが、そもそも勝ち逃げしようなんて思っていないのでコメントを出すのに結構苦労しました。そして犬次郎さんも再登場されていておおっと。

暴落が来たらどうするのという話はよくありますが、どうもしませんという回答になるかと思います。別に人を納得させるために投資をやっているのではないのだから、それでも自由なのです。

会社四季報オンラインに掲載されました

http://shikiho.jp/tk/news/articles/0/181131

言っていることはいつものことですが、どうすればうまく伝わるかは毎回色々試行錯誤しています。

 

1ページ目にかなり集約された感じですが、伝わる人には何を言わなくても伝わるし、伝わらない人には何を言っているのか分からないという部分も多いのかと思いました。

 

できるだけ多くの人に伝わるようになるのが課題です。