没頭できる人はいつのまにか強くなっている

お久しぶりに感想を頂いていたのを目にしました、ありがとうございます。
http://kusakimuryou.com/2017/09/12/v-com2-book-2/

「この本を読むと、同じ数字を見ても違う意味が見出せるようになったり、その数字の意味を複眼的に捉えられたりできるようになると思います。」
との言葉を頂きました。まさにそういった状態を目指す人向けに書いたものですので、良い読み方をしてくださっていると感じました。長い目で見て、見える世界が変わるきっかけになるであろう論点を散りばめたつもりなので。

 

あの本は小難しくなく分かりやすいという人もいれば、難しくて分かりづらいという人もいます。他の本にないオリジナリティがあるという人もいれば、オリジナリティがなくて残念という人もいます。
それはもちろん、まだまだ自分に伝える力が足りない部分もあるのですが、読み手に一定の基礎知識があることを前提に書いた点も大きいかなと。なので、何回か繰り返して読むと見えてくるものもあると思うし、他の本などで基礎知識を増やしながら後で読むとまた違った印象になるのかも。そして、実際に投資の現場で似たような事例を発見すると大きくステージが変わるはず。
本の評価自体は最初から真っ二つに分かれると想定してましたので、どちらかといえばこの本に良い印象を持って下さった方向けに今後も色々作ってみたいです。初心者を引っ張り上げるのは1冊目の方が向いているとは思いますが、中級者以上に行くためには「自分で課題を発見して、自分で解決する」という自覚が必要に思う最近です。自分に足りない部分は、都合よく誰かが教えてくれるものではないので。

(今思えば、日本の学校教育に最も足りていない習慣ではないかとも思うので・・・・私自身大人になってから習慣を作るのに苦労したわけですが、幸いなことに株式市場周辺には好奇心を満たしてくれるものがたくさんありました。苦しい努力というより、ひたすら没頭した過去が今の自分を作っています。)

 

なので、今後も限られた時間の中で、課題を発見するきっかけを色々作れたらと思う次第です。

 
あらためて今回の本で書こうとしたことをまとめたものを再掲するとこんな感じです。

・大きな考え方を身につける(知識面)
→普段の気付きが増えて投資アイディアにつながる

 

・知識に基づく事例を提示する(経験面)
→自分で類似の事例を発見するためのきっかけになる
あの本に書いてあったのはこういうことか!という経験を自分自身の調べた銘柄で体感することがすごく大事。一番大事なこれができない人がきっと多数派。

 

・常識と反対の例外的な考え方を提示する
→こういう見方もあるんだという気付きになり幅が広がる。

 

・誰かに教えられるのではなく、自分で考え気付くことが大事と伝え続ける(メンタル面)
→習慣やメンタルの強化へのきっかけになると信じている。

 
自分では分かってることでも、不特定多数の人に伝えることってすごく難しいなと、今回の本を書いていて思いました。だから、この本を読んだだけで何かが完璧に分かるなんて思わないで欲しい。
読んだ人が1つでも多くの気付きがあったならば、1つ前に進めたということなので、書いた価値があるというものです。

 

「最強の」ファンダメンタルとは、たった1つそんな投資法があるわけではありません。
読者が自分自身で知識を増やし、経験を増やし、気付くことが増え、試行錯誤の中で実際の投資に役立てられるようになること。そういう流れを作れる人が最強だと思っています。そんな流れの助けに少しでもなってくれたらいいなと思います。


 

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