ライザップショック2日目・・・・子会社の一部は大きく反発の動き

マルコなどはさすがに下げ過ぎと認識されたのか大きく反発もありました。
ある程度、子会社の乱高下は続くと思われます。

 

親については何とも言えないのですが、おおざっぱに最低500億くらいの価値はあると思ってます。それじゃ100円以下になってしまうのですが「最低でも」ですので。

 

 

ここで過去を振り返ると、ライザップに関してはハイリスクであることを分かって付き合えたかどうかです。しかも、企業規模や時価総額が大きくなるにつれて、さらにハイリスクになっていることを認識できていたかどうか。そしてバブル株価に惑わされなかったか、高値覚えになっていなかったか。

 

 

 

ライザップのM&Aに関連する批判を思い返すと、負ののれんに関する批判は2016年にマルコを買収した頃(営業利益100億目標の年)以降に結構強かったように思います。これは健全な批判だと思いましたが、私自身は「先行投資費用を相殺しながら利益目標を達成する手段」として比較的好意的に捉えていました。

 

 

ところが2017年に株価が大きく上がりだすと、世間の負ののれんに対する批判は弱くなっていったと感じていました。株価が上がれば何でもOKとばかりに、今まで批判的だった人までライザップに興味を持っていたような記憶もあります。バブルがすべてを隠してしまった印象。

 

 

私自身は、違和感を感じ始めます。
特にワンダーコーポレーションを買収した頃には「(先行投資のためというより)業績達成のために無理やり負ののれんを利用しているかも」と感じるようになってきました。

 

 

そのため「負ののれんは打ち出の小槌ではないものの、ライザップが現状うまく利用している事実はある。そこをどう評価するかはとても悩ましい。「将来の先行投資のため」だったとコミット2020達成をもって証明して欲しいです。」
という記事を書いていました。

 

 

こうしてM&Aや負ののれんが当たり前になってくると、ガンガンM&Aしろ、毎月M&Aすればコミット2020早期達成だという意見も見ました。
いや、仮に負ののれんだらけで350億達成しても何の意味もないでしょう?

 

 

そのため「営業利益350億円達成の日がきたとして、せめて負ののれんは50億円以下にしてほしいです。」
「負ののれんほとんどなしで営業利益350億を達成してくれることを願っております。」

と過去の記事で何度か警鐘を鳴らしてみたりもしました。

 
負ののれんは、本業の利益ではありませんし一過性の利益です。
そして、主に赤字企業を買収することで生じるため、将来に大きな大きなリスクを抱えることになるためです。赤字企業を再生できなかったり、ジムやゴルフの成長が追い付かなければ大変なことになるのはリスクとしてかすかに認識していたように思います。

 

 
私は当時もまだわずかながら株主ですから、露骨に批判的なことを書くのは抵抗がありましたし、批判的なことを書くと嫌がられるので書けない部分もあったかと思います。

 

 

2018年の1Qの赤字の時点で本格的に危うさを感じ始めます。2Qから最高益と言ってるけど、大規模な負ののれんがなければ業績達成は無理じゃないかね?という疑念が消えませんでした。

 
それゆえ、今のライザップを大量保有するのは怖いとか、株価は結構下落したけど安くないとか書いていました。しかし、完全売却するなどの投資行動には反映しませんでした。怖いけど行く末を見てみたかった。

 

 

そして下方修正の日を迎えます。

 
結果的に自分もある程度の損を被っているわけで、違和感と投資行動が対応していなかった部分が結構強いなというのが大きな反省点です。特に子会社に対してもここまで巻き添えにしてしまうとは想定していなかった。

 

 

ライザップとの付き合いを振り返ると、満点とはいきませんが、合格点はギリギリ与えられるかなという程度に感じます。

 
方向転換することは本当に難しいです。会社も株主も。ただ、再生不能になる前、希望が残る時点で会社が方向転換できたことは良かったとも思います。しかしバブル化してしまった企業の宿命か、おそらく再起不能になってしまう株主もそれなりに出てくることでしょう。来年の株主総会はいったいどのような雰囲気になるのでしょうか。

 

 

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